京都府 和束町について

山の頂まで茶畑が広がる宇治茶の郷、和束町。
山の頂まで茶畑が広がる宇治茶の郷、和束町。

京都府 山城地域東南部、宇治茶の郷「茶源郷 和束」

 京都府の南(山城地域東南部)に位置する宇治茶の郷「和束町」。

和束川を見下ろし、山の稜線を重ねて遙かに広がる茶畑。鮮やかな緑の波文様と、隣り合って暮らす民家が並ぶ石垣の集落。

自然と人の営みが織りなす情景は、鎌倉時代から今日まで茶葉の生産を生業としてきた和束の人々が育んだ、美しき日本の暮らしのみなもと「茶源郷」です。

 

山城地域東南部 「京都府 和束町」

 

うまし茶をはぐくみ暮らす 源の地「茶源郷」

 和束町は清々しい空気と冷涼な気候、昼夜の寒暖差が大きく、おいしいお茶を育てる環境に恵まれた地です。和束川に向け、周りの山々から流れ出る小さな川と豊かな森林の生み出す霧が、茶葉を包み、遮光を助け、和束茶の旨みを引き出します。

茶畑と隣り合う家々の甍(原山の茶畑)
茶畑と隣り合わせに暮らす家々の甍(原山の茶畑)

暮らしの中に息づく「生業の景観」

和束の茶農家
和束の茶農家

 和束の景観は、先人から受け継いできた「生業の景観」です。

山の斜面を手鍬で切り開き、茶樹を植え、樹勢が衰えると植え替える。

 

常々と繰り返してきたその営みは、茶畑と隣り合わせに暮らす茶農家の集落と一体となり、訪れる人々に、日本の美しい暮らしの原風景「茶源郷」を見せてくれます。

 

京都府景観資産登録 第一号認定

白栖・石寺の茶畑
白栖・石寺の茶畑
京都府景観資産

 

茶源郷 和束の風景が「生業の景観」として京都府景観資産登録第一号に指定され、また京都府選定文化的景観に選定されました。

白栖・石寺の茶畑

 撰原(松尾)の茶畑 

 釜塚(南部)の茶畑

 原山(養治)の茶畑

 

 

アクセス

お車でお越しの場合は、まちの中心地まで京都から約110分、大阪から約100分です。

公共交通機関をご利用の方は「加茂駅」下車、「奈良交通バス」をご利用下さい。

緑の山々、その山肌に描かれた美しき茶畑の波文様、寄り添い暮らす家々の甍。

 

茶葉をそよがす風を感じ、茶を愛する人々と出会いに、茶源郷 和束へと足を運んでみませんか。

公共交通機関

■ 奈良交通バス|加茂駅〜和束山の家 間【約20分】

>> 時刻はコチラ

 

■ 大阪から(大和路快速利用)加茂まで【約56分】

大阪 → 天王寺 → 奈良 → 加茂 → (奈良交通バス) →和束

 

■ 京都から(木津駅乗り換え)加茂まで【約60分】

京都(みやこ路快速) → 木津(大和快速) → 加茂 → (奈良交通バス) →和束

 

 

車でのアクセス

■ 京都 - 国道24号 → 山城 - 国道163号 → 加茂【約90分】

■ 大阪 - 阪奈線 → 加茂【約80分】

■ 奈良 - 国道24号 → 加茂【約20分】

■ 名古屋 - 名阪国道 → 加茂【約120分】

■ 上野 - 国道163号 → 加茂【約30分】

※ 加茂 - 府道5号 → 和束【約15分】