【レポート】こだわりお茶トーク&第17回茶香服段級認定会

「こだわりお茶トーク+第17回茶香服(ちゃかぶき)段級認定会」を開催しました!

 

こだわり茶人の北さんの畑でお茶の栽培について聞いちゃう「お茶トーク」と、5種類のお茶を飲み比べるゲーム「茶香服」の二本立てで、お茶を深く楽しむ1日となりました^^

 

京都だけでなく、奈良や大阪など近郊の方が集まって下さいました* 和束や茶畑に来たことのある方もおられました◎

 

早速みなさんで北さんの茶畑に移動。北さんからはまずは、和束のお茶の歴史や、お茶の栽培方法を。和束は、煎茶の産地として名高いですが、「てん茶や煎茶の栽培方法がどう違うの?」という質問が出て丁寧に北さんから聞きます。

お米に「コシヒカリ」「ササニシキ」と種類があるように、お茶にも品種があります。日本で最も多く栽培されている品種が「やぶきた」です。

 

それぞれお茶の種類によっても適した品種があって・・・と濃ゆい話になりました^^ 品種で飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね◎

途中から北さんの息子さんも登場!一緒にお茶の機械刈りを見せてくださいました♪和束町は、家族で経営されている茶農家も多いです。さすが、親子の息はぴったりですね!

その後、今年新たに苗木を植える場所に移動!

お茶の木は一度植えたら約30年のサイクルで植え替える「改植」を行います。水の流れや、土壌がお茶の育成に関わるので緻密に計算して苗植えを始めるとのこと。「3月にまた苗木植えに来てね〜」とのことです^^

「なぜ茶業を行おうと思ったのか」や、今後への思いを北さんの息子さんに語っていただきました!こだわり茶人に入っていただくのを待ってますよ〜^^

最後に集合写真を撮影して、北さんにお礼を伝えて、茶香服へ向かいました◎

午後からは、「第17回茶香服段級認定会」!

ほっこりサークル設立時から毎年開催しています。初挑戦だけでなく、毎年参加してくださっている方まで人気のイベントなのです◎

茶香服とは、静岡茶や八女茶など各産地のお茶(玉露、煎茶)、5種5煎のお茶を飲み比べて、どのお茶かをあてるゲームです。その歴史は南北朝時代まで遡ります(^0^)

 

お茶を淹れる煎じ手は植田さん!お煎茶は一般的に低い温度で淹れられますが、茶香服の場合は毎回飲むお茶の味を統一するために90度の熱湯でお茶を淹れます。

説明は、おぶぶ茶苑の喜多さんから。お茶を当てるポイントは、味だけでなく、香りやお茶の色「水色」を見るなど、視覚・嗅覚・味覚を使うことです〜

 

参加の皆さんも、それぞれ飲みながらメモをとって進めます。何気なく飲んでいるお茶をじっくり味わう機会ではないでしょうか◎

最後はそれぞれの正解数に応じて点数をつけて表彰式。全部ハズレの場合も、0点といわずに「チョット」というほど、気軽に楽しんでもらえるのが茶香服です^^

お茶をこだわる、極める1日でした^^

茶香服は5月に開催する茶源郷和束“満喫”イベントでも体験していただけます!後日詳細はアップしますので、是非チェックして下さい◎